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    Heart Place - はあとぷれいす -

    2度と来ない『今』を大切にしたいから、笑顔を忘れずに前を向いて歩いて行こう。

    愛娘。の『つぼ』。

    ■2015年6月23日23時00分の記事です。

    私の父は、
    私が28歳の時に58で亡くなった。

    心筋梗塞だった。

    月曜日だか火曜日だかに発作を起こして倒れ、
    救急車で病院に担ぎ込まれ、
    いったんは蘇生していたのである。

    病院食のアイスクリームを食べることができるほどに、
    回復していたのだが、
    金曜日に再発作を起こし、絶命した。

    『チチキトク』

    そう言う電報を受け取るのは、
    ドラマの世界だとばっか思っていた。

    いやしかし、
    繊細な我が脳細胞は、
    ここら辺の記憶を封印したようで、
    良く覚えていないと言うか、
    何か思い出そうとするとロックがかかる。

    既に30年近く経ち、
    漸く『信じるしかない事実』という分野に昇華することができた。

    実は最初の入院の話は子ども達には伝えられなかったのだ。

    『驚かそうと思った。』

    馬鹿馬鹿しい程に無邪気な両親の考えの元、
    『危篤』と言う電報を受け取った後は、
    パートナーと合流し病院へと向かったが、
    既に遺体は実家へと搬送された後で、
    なんのこころの準備もなく、
    私はドライアイスで冷え切った、
    変わり果てた父の姿と対面することになった。

    実は過去最大のショックを受け止める勇気がなく、
    遺体から殆ど目をそむけており、
    多分数分しか直視していないと思う。

    葬儀の連絡の不手際により、
    その後再会した時はすでに骨になっていた。

    今にして思えば、
    繊細な神経を持つ私への、
    父の最期の愛情だったのではないかと思う。

    親の死をまともに受け止めることができなかったため、
    その後、5年間ほど異常な感覚に囚われ続けた。

    『お、ただ今♪』
    そういいながら今にも実家の玄関のドアが開くような、
    そんな気がしてならなかったのである。

    また、似たような年恰好、肉付きの男性を見る度に、
    『なんであいつが生きていて、
    父が死ななくちゃならないんだろう。』
    と言う思いが浮かんでしょうがなかった。

    日にち薬とはよく言ったもので、
    5年ほど経つとさすがに認めざるを得なくなり、
    また、自分の子ども達の成長が、
    傷ついたこころを癒していってくれた。

    そんなことがあり、
    親が命に関わることがあったのなら、
    すぐにでも子どもに伝えることにしている。

    後で子ども達が受ける衝撃を、
    いくらかでも和らげてやりたいのだ。

    私の様な思いを味わってほしくないのだ。

    そこで愛娘。には連絡しておくことにした。
    『眼底出血したこと。』
    『視力が少し障害されていること。』
    『最悪は失明する可能性があること。』

    あまり深刻に落ち込んでいる風には取られないように、
    でも、父方は脳疾患で亡くなっている家系で、
    私はそっちに似ていると言われているので、
    最悪そう言った『脳梗塞』『脳出血』の可能性が、
    無きにしも非ずと言う事を、
    それほど暗くならないように、
    努めて明るく電話をした。


    京一。『でね?一応伝えておこうと思ってさ~。』
    愛娘。『うん。。(´・ω・`)』

    最初はなんだかしんみりとした感じで聞いていた愛娘。

    京一。『腹立つ奴のせいで目の奥の血管が切れたんだよ。』
    愛娘。『そうなんだ。。(´・ω・`)』

    京一。『あぁあ~。。。
        部会の奴らはまったくやる気ナッシングだしさぁ~~』

    その時、愛娘。が噴き出した。
    受話器の向こうで笑い転げている。
    少し咳き込んですらいる。

    京一。『あれ?もしかしてツボった?』
    愛娘。『うん。
         だって、「やる気ナッシング」なんていうんだもん!
         あ゛、鼻水出てきた。(≧▽≦)』

    深刻な話をなるべく深刻にならないようにと、
    努めて明るく話していた成果が出たけど、
    こんなんでよかったのかなぁ?
    (;^ω^A

     
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